スケジュールを自分たちで決められる環境こそ
「ITでやりたいこと」が実現できる。
私たちは、企業向けのクラウドサービスを自社で考え、開発して提供している会社です。
なぜこの形式にこだわったのかといえば、前職で開発に携わっていた私が、これからのITサービスは『開発費用がいくら』ではなく『利用していくら』、すなわち、ITサービス利用者が個別に必要なシステ厶を発注してお願いするのではなく、既に存在するITサービスに対して利用者が対価を支払って使う、という時代が来ると感じたからです。
私たちのコアビジネスは、自社開発の企業向けクラウドサービスです。
最初にリリースしたクラウドサービスは、セキュリティや専門的機能を強化した『ストレージサービス』を提供しました。
リリース当初から多言語対応にも取り組み、 「ファイル交換安心君」は日、英、中、ロシア、ポルトガルの5力国語に対応しています。
多言語対応を最初から機能として用意した理由は、アジアに出張することが多かった為、 メールで送れないボリュー厶のあるデータのやり取りの必要があり、また、漏れては困る重要なデータでしたのでセキュリティも必要となったことを痛感したからです。
おかげさまで「ファイル交換安心君」はOEMを含め10万人強の方々にご利用頂いております。
ストレスフリーの「在宅ワーク」で能力が向上
私たちの会社は、まるで”コロナ禍”を意識した在宅ワークを最初から行っていました。
社員全員が在宅ワークという勤務形態です。
設立当初から通勤が困難な方が1名いましたので在宅ワークを実施し、 更に別の社員が結婚を機に遠隔地に転居した為、普通なら「辞めます」というところですが、どの社員も大変優秀な人材ですので、それだったら社員全員を勤務形態を変えて続けられるようにすればよいと決断しました。
この勤務形態は、思わぬ効果を生みました。
通勤時間をはじめ、会社勤務によって与えられるストレスがない。
休まなくてはならない時も誰に引け目を感じることもない。
精神状態が良好な状態でする仕事は、能力の100%、もしくはそれ以上のパフォーマンスをもたらすのです。
社員全員が離れている為に常に情報共有を実施しながら、勤怠状況や作業の進渉状況なども常に気をつけて運営しています。その結果、誰かが休んだときにも業務が滞りなく進む体制が構築され、
より安心して仕事に取り組める環境ができあがりました。
社員は毎日朝9時から、Webミーティングを実施しています。
また在宅ワークを意識した業務スケジュール管理のソフトも積極的に導入し、業務が遅延なく進められるようになり、さらに社員それぞれが責任を持って業務をこなす企業文化が出来上がりました。