コンセプト

Concept私たちの考え

安心して働ける環境でこそ、
「ITでやりたいこと」が実現できる。

代表取締役 登坂 忍

請負でなく、自社サービスで勝負

私たちは、ITをサービスとして提供している会社です。

なぜこの形式にこだわったのかといえば、前職で開発に携わっていた私が、これからのITは「作っていくら」ではなく「利用していくら」、すなわち、利用者が開発者に発注する受託開発ではなく、すでに存在する提供者のサービスに対して利用者が対価を支払って利用する、という時代が来ると感じたからです。

私たちのコアビジネスは、自社開発の企業向けクラウドサービスです。セキュリティや専門的機能を強化したストレージシステムを提供しています。また多言語対応にも早くから取り組み、中心事業である「ファイル交換安心君」は日、英、中、ロシア、ポルトガルの5カ国語に対応しています。私が特にアジアに出張することが多かった前職で、ストレージサービスとその多言語対応の必要性を痛感したからです。おかげさま

で「ファイル交換安心君」はOEMを含め10万人弱(2016年度調べ)の方にご利用頂いております。

ストレスフリーの
「在宅ワーク」で能力が向上

私たちの会社は他社にない特徴を持っています。それは、社員全員が在宅ワークという勤務形態です。

私たちも、はじめは普通の通勤業務でした。ところが、社員が結婚、出産、子育て、介護、遠隔地への転居といった事情で、通勤での勤務が困難になった。普通なら「辞めます」というところですが、どの社員も大変優秀な人材ですので、だったら勤務形態を変えて続けられるようにすればよいと。通勤だけでなく日常の時間はできるだけ家庭の役割を優先してもらい、無理のない範囲で業務を続けてもらおう、そう考えました。

この勤務形態は、思わぬ効果を生みました。通勤時間をはじめ、会社勤務によって与えられるストレスがない。休まなくてはならない時も誰に引け目を感じることもない。精神状態が良好な状態でする仕事は、能力の100%、もしくはそれ以上のパフォーマンスをもたらすのです。「家庭優先主義」を掲げていますから、家庭の役割やPTA、自治会や組合などにも積極的に参加してもらいます。すると、むしろ業務に対して責任感が生まれ、許された時間に精一杯の力を注ぐようになります。また、社員はそれぞれに家庭に事情を抱えていますから、それを共有することで共感や助け合いの精神が生まれる。誰かが休んだときにも業務が滞りな

く進む体制が構築され、より安心して仕事に取り組める環境ができました。

社員は毎日朝9時から、スカイプでミーティングをしています。また業務以外の予定もスケジュールシステムに掲載して、社員全員と共有しています。数年前からは思いきって有給休暇制度をなくしました。仕事を休んで家庭の役割をこなすのではなく、家庭の役割が中心であり、他の時間で仕事をするのです。

ITの源泉は人です

この勤務形態は、お互いの強い信頼関係の上で成り立っています。業務内容の報告は自己申告。いつ休んでもいいけれど給与は満額、ボーナスでも還元できるくらいの売上をみんなで目指します。社長の私は、お金のことも含め、会社の経営内容をすべて社員に開示します。上下関係は一切なし。また、休日に連絡することは特別な事態のとき以外は一切なし。つきあいのお酒もなし。会社員であるときのその人と、プライベートのときのその人は、違う人格だからです。

ITの源泉は人です。優秀な人材は業務の質に直結しており、何より優先するべきことです。優秀な人材に働き続けてもらうために、会社は環境を整える。私は社長として、「どうやったら辞めずに働き続けてもらえ

るか」をひたすら考えているだけです。

一般的な考えでは、就業規則によって社員を管理する。そうすることで業務を成り立たせようとします。そこを自由にして、社員を全面的に信頼し、仕事を任せてみると、好循環が生まれたのです。今までの常識とは全く逆です。

家庭の役割が忙しくて働けない、年齢が上がって再就職が難しい、地方への転居。そういった個人の環境は、仕事の能力とは無関係。むしろそういった環境に置かれている方ほど、高い能力と謙虚さや向上心を持っている場合が多いことに、私は気づきました。働くことを諦めている人も、私たちの会社でなら、能力を活かせる場を作れるのではないかと思っています。

働く環境は、サポートの質に直結する

私たちのこうした体制が組めるのは、依頼があって発生する仕事ではなく、あらかじめサービスを用意し、価値を感じる方にご利用いただくという業態であることが大きく関係しています。お客様と対等な関係であるということです。もちろん日々、ご要望に応えるべく、サービスの価値向上に努めています。しかし、サポートについては決まった時間以外の対応はしません。その代わり、その時間の中で最高のサポートを提供します。お客様に長期間継続してご利用頂いていることが、私たちのサポートの質に対する評価ではないかと思っています。

社員の事情によって、サポート対応の時間は限られています。だからこそ質の高い、解決力の高いサポートが可能になっていると考えています。在宅勤務によって精神状態が良好に保てるということも、サポートの質に関係していると思います。

やりがいを味わえるのは、組織ならでは

在宅勤務であるからといって、会社としてのやりがいがないわけではありません。多くのお客様、また一流企業の皆様にご利用いただくことで、モチベーションも上がります。顧客の皆様からのご紹介で利用先が広まっていることも、サービスの質に対する誇りです。また時代に合わせた新サービス、新機能の開発も視野に入れており、組織であるからこそ可能な規模・技術のサービスが提供可能であると考えています。

私たちは全社員が2か月に1回集まってミーティング

をしています。会社からの売上状況や営業状況の報告、今後の開発スケジュールなどの打ち合わせの後、予約しておいた東京駅周辺の美味しいレストランで楽しく食事をしています。こうした楽しい時間を共有することが、信頼関係の構築と仕事のやりがいにつながっているのだと思います。会社という組織は、働きたいという気持ちがある限り会社に継続的に雇用されるという安心感、社会に自分の居場所がある、という安心感を提供することができるのです。

「人」を中心に「五感に訴えるIT」を

このように、私たちの仕事には、在宅勤務という業務形態が不可欠であり、また原動力でもあります。今後は業界、業態を越えてこうした働き方が広まり、優秀な人材がもっと生きがいを感じられる世の中になれば嬉しいと思っています。

ファイブテクノロジーという名前は、「五感に訴えるIT」という着想から生まれました。ITにおいても経営においても、人がスタートであることは同じ。これからも五感を働かせ、五感に訴える会社を目指し、社員が一丸となって邁進していきたいと考えています。

Staff Voices社員の声

私たちならではの、働き方があります。
私たちだからこそできる、仕事があります。

家庭の事情で仕事は諦めるしかないと思っていたが、
フレキシブルな勤務形態のおかげで、
仕事の時間が「自分を取り戻せる時間」に変わった。

それぞれに家庭の事情をオープンにしている。
それぞれに事情があるから気兼ねなく相談もできる。

「ずっと働いていて欲しい」と言ってもらえることに
安心感を感じる。

みんな能力が高く責任感も強いので、管理側が
止めないと必要以上に頑張ってしまうことも。

夫である自分が在宅勤務できることで、
妻が仕事を辞めなくてよい。

子どもとの時間のすべてに父親である自分が
関わることができるのは貴重な経験。

辞めないでほしい、というのは、社員にとっては
プレッシャーでもある。今のままのレベルでは
会社に申し訳なくなってくるはず。

仕事をこなし、人生も充実させることができて、
はじめて会社に対して胸を張っていられるのだと
思う。

在宅勤務なので会社の空気のようなものがわからず、
慣れるのに1年くらいかかった。

家庭の事情を優先でき、何かあったらすぐに
駆けつけられるのはとても助かる。

少人数ながら、多彩なパワーがチームとして
かけ算され「力」と「技」を併せ持っている
会社であると思う。